この冬、MOAさんのカバコレクションを引き継いだ。

我がコレクションに既にあるカバは、当り前だが顔形が同じだから、存在を知らなかった双子の兄弟が突然現れたようで、懐かしくしみじみと彼のそれまでの人生を思いつつ、これから共に暮らせることを喜びあう。

初めて見るカバも多かった。彼等には新しく番号をつけた。143個の新カバがこの冬我がコレクションに加わったことになる。これから仲良くやっていこう！どうぞよろしくMOAさんのカバ君たち。

というわけで、きょうからMOAさんから引き継いだカバ達を紹介していきます。まずは、油絵から。

「母の友人の女流画家が、30年位前？かば好きの私に、と描いて下さいました。 美術年鑑にお名前があったと思いますが、母はもはや記憶がなく、 私も残念ながら思い出せません。 （甘利さんのメール）」

絵の右下に小さくサインがありました。
「Keiko Umekawa 1987」

誰かのために描いた絵にはどこか温かさがある。
横67cm×縦60cm

「GIKAKUSHI」と書いてある。

漢字では「擬革紙」。読んで字のごとく革に似せた紙「IMITATION LEATHER PAPER」は、江戸時代に三重県の油紙屋がヨーロッパの紙をまねて丈夫で水に強い和紙を開発し、この和紙で作った煙草入れは伊勢参りの旅支度や土産物として当時流行したそうな。

「去年か一昨年前に松屋の催し、全国の工芸品展？みたいな時に購入。ちょっとマニアックな会社の感じでした。」（甘利さんからのメール）

触ると、見た目以上にしっかりしている。少々のことでは破れなさそうだ。重量感もある。秘伝の技法は後世に伝わらず、今は試行錯誤で擬革紙を作っている。消えてしまった技の復活に地元の人達が動いているという。

丸川商店 擬革紙（伊勢和紙）で作られたカバ
株式会社イストグラフ
三重県指定伝統工芸品

「パンスポリン」の文字を見て思わず叫んだ。懐かしい〜！

パンスポリンは抗生物質の名前で、その販促キャラクターがカバである。なぜカバが選ばれたか。

抗生物質はそれぞれ殺すことのできる菌の種類が違うが、パンスポリンは殺菌できる種類が多い。広い抗菌力をカバーできる薬、広い抗菌力をカバー、広くカバー、カバー、カバというわけだそうで…。

「30年位前の薬屋さんのノベルティー物。父が開業医だったので この会社の物は何種類かあります」MOAさんのお父様の医院にもパンスポリンのカバがきっとたくさんいたのでしょう。

今は使われてない薬のようだが、販促カバグッズは時々現れる。カバキャラの名前として「パンスポリン」が残るにちがいないとカバ好きは思っています。

パンスポリンTの販促用 文房具入れ

これは・・・？

MOAさんから引き継いだコレクションの、カバのグリーティングカードの間にティッシュ（未使用）の箱が挟まっていた。資生堂製のウエットティッシュ、よく見れば…。

いました、左下にカバの姿が。そしてこのカバは、そう、パンスポリンくんじゃありませんか！

ということはカンガルー、イノシシ、ハクチョウ、モグラ、ゾウ他の動物も薬の販促キャラクターで、このティッシュは薬屋さんが販促用に作ったものなのかしら。

もはやウエットでなくなっているかもしれないウエットティッシュですが、もちろんこのままコレクションします。

それにしてもパンスポリンくんの販促品は何種類くらい作ったのか興味が湧いて来た。我家にあるのは二つのぬいぐるみと文具入れ。しかしまだまだ他に存在していそうなパンスポリンくんです。

この資生堂 ウェットティッシュ 50枚入り
130ｍｍ*200ｍｍ

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P.S. （2018/4/6）
京都の”えりたん”さんから写メが届きました。
「我が家にはパンスポリンTのクリップがありますよ」

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えりたんさん、ありがとうございます！

ポストイットノート

スペインの文具メーカーMILAN社のポストイットノート。MOAさんから引き継いだ時は透明のビニールできっちり包まれていて、中身が本なのか、ノートなのか、わからなかった。

せっかく今まで未開封でコレクションしていたのを、私が破いてしまっていいのか悩んだが、ものが何だかわからないのもよろしくないだろう。ごめんなさいMOAさん開けます。

中身は無地の黄色いポストイットの束だった。カバのプリントがある厚紙はポストイットを守るため。なかなかオシャレなポストイットノートだ。それにしても、この顔、イイネ！

中身確認の後は新しい透明ビニールで包んでコレクション、コレクション。
MILAN 幅105ｍｍ×85ｍｍ 厚さ25ｍｍ

引き継いだMOAさんのカバを庭で遊ばせてます。

桜の花が終わったら、チューリップ、ハナミズキ、ツツジにサツキと、いっせいに花が咲き始めた。家の猫の額も急に賑やかになった。

ビニールみたいな布のぬいぐるみはブルーデージーとご挨拶。良い天気だね！

クリスマスローズは下向き

ぬいぐるみは実は貯金箱で、黄色い帽子の下にお金の投入口が、底に蓋付きの穴（コイン取り出し口ですね）あり。

大雪にも耐えたフリージアもついに花を終えた

ぬいぐるみ二つは、中身がゼリーか、ビーズだったのか。もはやその素材は退化したらしく、今はくたっとしていてる。

くたっとしても小じわも寄らず、なおかわいさを維持しているぬいぐるみを羨ましく思う。

夢気球（株）ゼン・サン

庭の木々草草はぐんぐん伸び、花は開き次々に蕾を膨らませている。

蝶が舞い、蜂が飛び交う景色はのどかで絵になる。がしかし、それは虫がたっくさん出ているということ。今年は虫の出足が早い。

薔薇の一番花は例年と違ってどこかクシャとしている。きっと蕾の時に先端を虫に食べられたのだろう。きれいな花に虫が付くのはしようがないが、保護者は虫退治に苦労する。それにしてもどこからやってくるのだ、この虫達！

丸顔カバのおふろおもちゃ（たぶん） 直径約55ｍｍ。

2月の薔薇はこんなでした。

カバの顔付きの青い棒でツボを押せば、コリもなくなることでありましょう。

伊東屋から帰ってきた娘が、かばさんを連れてきました。送りまーす

多摩地区担当FSさんからメールが届いて、その後封筒に入って割ピン一袋が届いた。割ピンか懐かしい。

紙に差し込んでピンを折ってつなげる。ピンを中心につなげた紙を回転させることができるから時計の針等の工作に重宝した。子供の頃はよく使っていた割ピンだが、最近あまり見かけない。

見かけるのは輸入文具の割ピンで、たいていかわいい形になっている。昔の単なる金具と違って、これなら飾りとして手作りのアルバムやカードなどでも使える。

一袋に動物12個、キリン、ライオン、ゾウ、カバが3個ずつ入っている。もちろんカバが一番かわいいです！！体長18ｍｍ

eyeletoutlet

ありがとう、多摩地区担当FSさんと娘さん！

MOAさんのカバコレクションはどうなったの？

そうでした。今月はMOAさんから引き継いだコレクションを紹介していました。引き継いだカバはまだまだたくさんあるので、ここで少し休憩して、今週は他のカバを紹介します。

昨日は多摩地区担当FSさんからいただいたカバでした。今日は力持ちMSさんから寄贈のカバ。大野隆司さんイラストのしおりです。

一筆箋のようなデザイン。カバのイラストは2008年"かばの嫁さん"からいただいたカレンダーの8月に同じ絵がありました。かばの嫁さん！お元気ですか？

辛い話を聞いてくれる。一緒に涙を流し、だいじょうぶ！かばってあげるとやさしく言ってくれるのはライオンでもキリンでもない、カバなんですよね。

蕾だった胡蝶蘭も白い大きな花がきれいに咲きました。

「GALLERY HIPPO」で『HIPPOの仲間たち展』開催中

11周年を迎えた神宮前のGALLERY HIPPO。今年も様々なカバがギャラリーを満たしていて、楽しかったなぁ。

で、お猪口徳利カバを買ってきました。のん兵衛のカバ好きにはたまらない。(私は決して呑兵衛ではありません)

新谷聡子作

HIPPOの仲間たち展の様子はヒポミのカバニュースで。≫ヒポミのかばニュース

きのうのカバ徳利とお猪口とカバのコースター。

最高のテーブルコーディネート！

11cm角の柿渋染めコースター 色違い有り。 繁田あきの作

HIPPOの仲間たち展の様子 ≫ヒポミのかばニュース

夏に向かってダイエット！？

飲み過ぎ、食べ過ぎは禁物です。

まえだますみ ポストカード
GALLERY HIPPO『HIPPOの仲間たち展』で購入
HIPPOの仲間たち展の様子 ≫ヒポミのかばニュース

今週は開催中の展示から

上野の東京都美術館で開催中の『第2回 新日春展』で日本画が2点ありました。1点は鈴木一正さんの作品『泰然』

もう1点は『前向きに検討します』伏屋友賀さんの作品。どちらも大作です。カバは大きい絵が似合う。

鈴木さんの作品『泰然』の写真が販売されていたので購入。

『新日春展』 東京都美術館１F 明日まで

薔薇が少しずつ咲き始めている。

動物たちの記念撮影ポストカードは水野結実（Mizuno Yumi)さんの作品。カバの女の子が主役のようですね！

ゾウの鼻にも薔薇の花がありますが、カバの下で咲いているリアル薔薇は”フレグラントアプリコット”。アプリコットのような色でバラの香りを辺りに振りまいています。フレグラントの名前に納得。

ギャラリーヒッポの『HIPPOの仲間たち展』は次の日曜日まで。買い忘れたものがいくつかある。もう一度行けるかな。

ポストカード by Yumi Mizuno

青いカバのポストカードは高橋友那さんの作品

『HIPPOの仲間たち展』では様々なカバのポストカードが販売されています。悩みに悩んで12枚を我コレクションに加えました。

カバが大好きな高橋友那さんの版画がポストカードになっていました。色違い（茶色）も買いました。カバへの愛があふれている。セアノサスの青い花と一緒に。

ポストカード by 高橋友那

「みなさん、待っていらしたんですよ」

『HIPPOの仲間たち展』はたいてい初日に行っていたが、今年は用あって遅れた。ヒポミさんはいついらっしゃるのかと皆さんに聞かれましたとギャラリーオーナーから封筒を手渡された。

中にはかっわいいカバのポストカード3枚。「良かったら 使ってくださいネ」のメッセージ付き。MEGUMI SUDOHさん、2016年のかば祭りでこのカバのイラストを見せていただいたっけ。このカバのように純粋で素直でつぶらな瞳のかわいい女性だったことを思い出した。

MEGUMI SUDOHさん、ありがとうございます。いただいたポストカード3種類、かばコレクションに加えさせていただきます！

ポストカード by MEGUMI SUDOH

いま庭には薔薇が溢れ、街にはカバが溢れている。

ZARA HOME kidsにカバモチーフ物がいろいろたくさん。全種類買いたいくらいだが、そうはいかない。

選びに選んで、迷いに迷って買ったのはクッションカバー、洗面所のコップ、カーテン、毛布、LEDライト、壁かけポケットの6種類。

店舗には全種類揃っていない。ZARA HOME のネットで全種類のカバグッズがみられます。ネットで購入を勧めるZARA HOME.

絵が気に入ったクッションカバー（写真）「HAPPY KINGS OF THE RIVER」