Hippo New Year!

今年もよろしくお願いいたします

2023年

ヒポミ

張り子のお守りカバさん"Happiness Hariko" 体長10cm
by 本間左小里

高校の同級生だったTくんからメールが届いた。

”久しぶりにカバ・ジャケットのCDを見つけたので紹介します”

クラス会で会ったのを機に情報をくれるTくん。以前教えてくれたCDジャケットも素敵だった。あれはもう12年も昔の話か‥（今日のカバ 2011年11月29日）

ロックを聞きながら雑用をすると捗る。

TOM MORELLO ”THE ATLAS UNDERGROUND”

お年玉をもらうのは嬉しい。

あげる立場になるとたいへんだけれど、喜ぶ顔見たさに年末になると硬貨や新しいお札をポチ袋に入れて準備しておく。

キャッシュレスになりつつある世の中。ポチ袋にいれて渡す風習はいつまで続くのだろうか。

カバのポチ袋。薦田紙工業株式会社（こもだ）の製品は『ぷち袋』と書いてあった。

U氏の遺品のカバがまだあったと年末に送ってくれたU氏のお嬢さん。カバの置物数点と一緒に入っていたこのポチ袋。

これはお嬢さんが見つけてくれた。

初日の出の空

晴天が続いている東京です。連日、夜明け前の赤い空に見惚れている。

昨日のポチ袋に続いて、U氏のお嬢さん発見のカバ。赤ちゃん用の鏡。ついにお嬢さんもカバ好きに！？

お嬢さんが送ってくれたU氏のカバは来週紹介します。どれもずっしり重いカバ達、迫力があります。お楽しみに。

かばさんミラー Hanging Hippo Mirror トイザらス

水仙の芽が出てきた。

裏庭は白い庭を目指していて、白い水仙”ナルシッサスペーパーホワイト”を植えた。開花は2~3月の予定。

U氏の娘さんが送ってくれたU氏遺品のカバコレクション。ずっしり重いカバは3つありました。まずはアメリカのSTONE CRITTERS 社の口を開けたカバ。

我がコレクションで、1992年頃に口を閉じたカバと対で入手したのと同じ物だ。はじめましてではなく、生き別れの兄弟と巡り会った感じ…か。兄弟よ、これからは我家で一緒に！

体長95mm HIPPO OPEN MOUSE
STONE CRITTERS
UNITED DESIGN CORP NOBLE OK USA

お年玉付き年賀ハガキ、今年は3等が1枚だけ。

今朝、当たりの1枚を大切に持って郵便局へ。今風のかわいいウサギの絵の切手シートをもらってきました。

Ｕ氏から引き継いだカバ、ずっしり重い石製です。底面にKENYAと書かれている。体長13cm

U氏は戸津圭之介さんのカバが好きだった。

と記憶している。戸津圭之介さんは、ギャラリーで個展を開かれていて、2010年だか2011年の個展の時、U氏と会場でばったり顔を合わせたことがある。

その時に「なんだか、良いんだなぁ」と呟いて、ニコニコと幸せそうにカバを見ているＵ氏の姿を覚えている。

桐箱入り。手の平に納まるほどの大きさだが、ずっしり重い。個展（ヒポミのカバニュース）で購入されたのだろうか？

仔かば 戸津圭之介 体長7cm 金属製

戸津圭之介さんの作品は持っていなかった。

コレクションにあったのは戸津圭之介さんの個展のDM。カバだけの個展が開かれたのは12年前。その時のブログです
≫（ヒポミのカバニュース）

『鋳る 戸津圭之介展 ―HIPPOPOTAMUS－２』 DM

初めて戸津圭之介さんの個展へ行ったのは2007年。

嵐の中、カバ見たさに銀座へ行ったことを思いだします。
ヒポミのカバニュース2007年10月

当時の私には、戸津圭之介さんはいかにも偉い方で、近寄りがたく見えたが、やさしく気さくな紳士で、楽しいお話を聞かせていただいた。

その時に、目の前でサインをしてこの本をくださった。芸大を退任された記念に出版された本。

本の最初に紹介されている作品が『河馬』で、『かばの親子』を作る詳しい工程の写真も載っている。

戸津圭之介さんはアマビエを作ったり、お寺で個展を開かれたり、いまも創作活動を続けられている。

『鋳る 戸津圭之介の軌跡展』

今年もフランスカバ協会のメンバーになった。

2023年のメンバーカードは色彩豊かなカバの絵。同じ絵の切手が貼られた封筒に入って届けられた。

いつもオリジナルの切手が貼られて、届くメンバーカード。今週は過去のメンバーカードと切手を紹介します。

2023年フランスカバ協会 メンバーカード、切手

そのケーキを知ったのはカバがきっかけだった。

ある時見つけた小さな陶器のカバは、１月に店頭に並ぶケーキ、ガレット・デ・ロアの中に入れられるラッキーアイテム ”フェーブ”だった。

切り分けたケーキにフェーブが入っていた人が王様になるというフランスの新年を祝うのに欠かせない伝統菓子。

ケーキの美味しさと運試しの楽しさが気に入って、我家でも新年の定番になった。今年も早々にいただきました。

しかし、ケーキにはフェーブがついてない。”フェーブの生産が間に合わなかったので後で送る”とハガキがついていて、先日、小さな封筒に入ったフェーブが届いた。

残念ながらカバではなくて皿に乗った海老だったけれど、遅れて来たラッキーアイテムを愛でています。

2020年のフランスカバ協会 メンバーカード

1月中はケーキ店にガレット・デ・ロアが並ぶ。

日本では食品衛生法で 異物を食品に入れられないので、陶製のフェーブの代わりにアーモンド等をケーキの中に入れて、フェーブの本物は別に添えられる。

今では幸せを運んでくれる小さな陶器のことをさすフェーブだが、もともとはソラマメをラッキーアイテムとして入れていたことからフェーブと呼ばれるようになったわけで、豆を入れるのは自然なのかもしれないが。

以前、親戚の集まりでガレット・デ・ロアを食べたとき王様になったのは姪の連れ合いだった。王冠がめちゃめちゃ似合った彼は、その年、生れて初めて歯医者に行くことになった…と当たり年の報告をしてくれた。

今日のカバは2020年のADHメンバーカードが届いた時の切手。家で切手をプリントできるフランスの郵便局のサービスを使ったものではないか？

寒さ本番。

ここを抜ければ春が来る。

2019年のADH（フランスカバ協会）会員証にはダンベルを持ってトレーニングに励むカバが！

トゥエリス（タウレト）は手に護符（お守り）の杖を持って立っているメスのカバ。

女性と妊婦の守護神として人気のあるタウレトは、フランスカバ協会のマークになっている。

背景の4色とタウレトの図柄は、いかにもADHらしい。

BONNES FÊTES （良い休日を）
2019年のADH（フランスカバ協会）の切手

ネットのおかげでフランスと時空を越えてやり取りができる。

とは言え、会報誌など現物のやり取りは郵便に頼らざるを得ない。フランスから日本に送るとなるとそれなりの手間とお金が掛かるだろう。

会費を少し多めに払っているから、特別会員として登録されているが、カバ協会には、払った会費以上のご苦労を掛けているに違いない。

この見返りカバは誰だろう。水中の表情を捉えたかわいい写真です。画像を見てアメリカ、シンシナティ動物園で人工飼育で育ったカバ、フィオーナを思いだす。

地元シンシナティに本店があるアイスクリームのチェーン店がフィオーナをパッケージにしたアイスを販売している。愛情たっぷりに描かれたイラスト。パッケージだけ欲しい〰！

アイスクリームチェーン店
グレイターズ

ヒポミのかばニュース

アイスクリームの情報はカバ情報屋ヒロさんからいただきました。ありがとうございます。

2004年にADH(フランスカバ協会）のメンバーの一人からメールをもらったのが始まりだった。

”フランスでカバを集めている者だが、遊びに来ませんか？”といった内容だったと思う。

当時はホームページを作って世界と繋がろうと宣伝していた時代で、2001年からこのホームページを始めた頃には、確かに、世界各国からいろいろなメールが届いた。

フランスへはいかなかった。今思えば何故行かなかったのかと思うが、来るメール来るメールを必死で読んで返事をするのがやっとだったような気がする。

メールをくれたそのメンバーは、次に仕事で付き合いのある日本人に仲介を頼んで連絡してきた。その日本人がＵ氏である。それから交流が始まった。

当時はカバに興味のなかったＵ氏だったが、フランスと日本のカバ好きの間を取り持つうちにカバ好きになっていた。そしてADHはＵ氏をメンバーに加えた。

Ｕ氏が病のため退会した時に、推してくださり、2017年から正式にメンバーになったというわけです。これが私の最初のメンバーカード。